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​子供の風邪と薬

風邪の​原因

風邪の原因は、80%~90%がウイルスによるものと言われています。残りは、細菌やマイコプラズマなどウイルス以外による感染です。風邪の引き起こすウイルスは200以上と言われており、特定は困難です。また、ウイルスには型が複数あり、さらに年々変異するため、一度感染したウイルスに対抗する免疫ができたとしても、次々新しいウイルスに感染するため、繰り返し風邪を引いてしまいます。

​風邪の薬

お子さんの風邪は大半がウイルス感染によるもので、ウイルスに効果のある特効薬はありません。風邪は自分の免疫力で治すしか方法がありません。

 

風邪の時に、よく処方される薬

  • アセトアミノフェン:熱や痛みを和らげる薬

  • カルボシステイン:鼻づまりを和らげる薬

  • トランサミン:炎症を和らげる薬

  • アスベリン:咳を和らげる薬

など

これらは、症状を和らげる薬で、病気を治す薬ではありません。睡眠や飲食などを取りやすくするための薬なので、処方された薬を全て飲み切る必要はありません。

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