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子どものおたふくかぜ

​おたふくかぜの予防接種

おたふくかぜ

ムンプスウイルスが体内に入ると耳の下(唾液を作る耳下腺)がよく腫れます。軽症の場合が多いですが、重い合併症を引き起こすこともありますので、予防接種が重要です。

合併症

無菌性髄膜炎

20~50人に1人の割合で起こります。

<症状>

  • 発熱

  • 頭痛

  • 嘔吐

  • 項部硬直(首が硬くなる)など

<治療>​

ウイルスに効果のある薬はありません。痛みを和らげる解熱鎮痛剤の使用が主となります。

難聴

1,000人の1人の割合で起こります。割合は多くないですが、おたふくかぜによって起こる難聴は、現在の医療では治すことができません

​推奨する理由

おたふくかぜワクチンを推奨する理由は、「ムンプス難聴」の予防です。

​耳が聞こえなくなってからでは、取り返しがつきません。

 

また、おたふくかぜワクチンを接種している国は、1回目接種で88%減少、2回目接種で99%減少と効果が高いです。

自費の予防接種となりますが、深刻な合併症を予防する手段として予防接種をオススメします。

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