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​インフルエンザ

​2024年感染状況

​​昨シーズンは、年末に感染拡大し、深夜1時ころまで診療をされたクリニックもありました。12月に流行を始めるA型のインフルエンザは感染力が高く、重症化しやすいので、それに向けてインフルエンザワクチンを接種しましょう。

インフルエンザワクチンは、打ってから抗体が形成されて免疫が有効に働くようになるまで2~4週間かかりますので、10月~11月に接種しましょう。

2024シーズンインフルエンザ流行数.jpg

​子どもは感染しやすい?

  • 免疫力が低い
    子どもは大人に比べて免疫機能が発達途中であり、過去に病気を経験したしたことが少ないため、ウイルスから体を守る抗体の働きが弱いです。
     

  • 集団生活
    ​保育園や幼稚園、学校など、子供たちが集団生活する時間が長く、飛沫感染や接触感染する機会が多いです。

​感染を予防するには?

  • インフルエンザワクチン接種
    目的は、発病予防、重症化予防になります。

    予防効果は、接種後2週間くらいから現れはじめますので、例年12月から始まる流行に備えて、10月~11月の1週までに予防接種を終えることが望ましいです。
     

  • こまめな手洗い
    多くは、もの → 手 → 口や鼻から感染します。インフルエンザは石鹸に弱いので、石鹸を使って丁寧に洗いましょう。
     

  • マスク着用
    くしゃみなどによる、感染拡大を防ぐために重要です。集団生活は、マスクを着用し、咳エチケットを心がけましょう。
     

  • 規則正しい生活
    体力が落ちると感染しやすくなります。十分な睡眠、バランスの良い食事、適度な運動など、規則正しい生活を心がけましょう。
     

  • 冬は加湿器
    インフルエンザは湿度の高い環境に弱いです。自宅では、乾燥させないようにしましょう。

​気をつけること!

検査するタイミング

インフルエンザは、発症後12~48時間以内のタイミングで受診するのが良いです。発症してすぐ検査するとウイルス量が少なく、正しい診断ができない可能性があります。48時間を過ぎると抗インフルエンザ薬(タミフル・イナビルなど)の効果が薄れてしまいます。

ただ、子どもは急に症状が悪化することもありますので、水分が接種できない、ぐったりしているなど、気になる症状がありましたら、発症から12時間を待たずに早めに病院に行きましょう。

脱水

​インフルエンザは嘔吐を繰り返したり、高熱で汗をかいたりしますので、脱水に気をつけましょう。食欲がない場合は、果物やゼリー、アイスなど、子どもの好むものを食べることでも水分補給できます。

家庭内感染
インフルエンザは感染力が強いため、家庭内で感染が広がらないよう気をつけましょう。

  • 看病する方の手洗いやマスク着用

  • こまめな換気

  • 加湿器の使用

合併症

ほとんどの場合は、3日~5日ほどで熱は下がり、自然回復していきます。稀に重篤な合併症を起こすことがありますので、以下症状のある場合は、すぐ病院に行きましょう。

  • 高熱が5日以上続いている

  • 視線が合わない

  • 呼びかけに答えない

  • 意味不明なことを言う

  • 顔や唇の色が悪い

  • ​けいれんを起こした

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